2017年に購入したBOSEの「SoundSport Free」ですが、頻繁に発生する音途切れが遂に我慢の限界を超えました(特に横浜駅)。購入当時は全然大丈夫だったんですけどね・・・それだけ世に普及したという事でしょう。で、これを機にノイキャン付きの最新型を買ってやろうと。色々話題になっておりますSONYの「WF-1000XM4」を購入しましたのでレビュー。
ケースが小さい!
いや最近のはみんなそうなんでしょうけど、「SoundSport Free」のケースと比べると相当小さくなりました。これで電池の持ちは良くなってるので技術の進化を感じます。
とりあえず通信途切れがめちゃくちゃ改善!
多分最新のBOSE製品も改善しているのでしょうが、桁違いに安定感が増しました。鬼門の横浜駅構内もまれに一瞬途切れる事はありますが、これで我慢出来ないなら素直にワイヤレス諦めたほうが良いってレベルには改善しました。
音質は・・・過度な期待は禁物
一応音質の感想を書く前に軽く筆者の普段のリスニング環境を書きますと、スピーカーはELAC「FS247」またはADAM「A7X」、ヘッドホンはAKGの「K702」を常用しております。そこそこの環境かと思いますんで感想としては辛口気味かと思いますが参考までに・・・。
巷のYoutuberが高級ヘッドホンに迫るとか言ってましたがもちろんそんな事はありません。5,000〜8,000円くらいの音かと思います。ただこれは「SoundSport Free」の時にも経験していますのでほぼ予想通りでした。もちろんワイヤレスイヤホンとしては最高レベルでしょう。ただ筆者はiPhoneで聞いていますので、本機のウリである「LDACコーデック」での試聴は出来ておりません。どこかで聞いてみたい・・・。
音の傾向としては「SoundSport Free」のような迫力マシマシの味付けはなく、フラット系な印象。物足りなければイコライザーで調節するのも良いかと。ただ自宅等で静かな環境で聞けるのであれば普通に有線のヘッドホンを使用したほうが満足度は高いのではないかと思います。
ノイズキャンセリングは個人的には大満足
何せ人生初のノイズキャンセリングイヤホンですので、大いに感動したというのが素直な感想ではありますが、駅で使用した感覚としては
- 電車のガタンゴトンという音は聞こえてくる
- 駅構内の大きめの放送も聞こえる
- それ以外はほぼ聞こえない
といった感じでしょうか。雑音がカットされる分、ノイズキャンセルのない「SoundSport Free」に比べて相対的に音は良く感じます。やはりノイズキャンセリング系は外で使ってなんぼかと思いました。
フィット感良く外れる心配も無いが、長時間装着はキツい
形状的に外れるか心配ではありましたが、そこは意外と大丈夫で、イヤホンの輪郭部分がうまく耳の凹みにフィットしてジョギング程度であれば全然外れません(個人差はあるかもですが)
ただイヤーピースが素材的に若干硬めで、耳をしっかり塞ぐように装着されるため、この状態で長時間使うと
結構耳への負担を感じます。
ネックはやはり値段?
音質はワイヤレスとしては十分良いと思いますし、ノイズキャンセルの性能も個人的には文句無いのですが、
やはり3万強という値段は高いなと思うのは筆者の感覚がズレているんでしょうか・・・。外で音楽をたくさん聞くという人であれば十分にオススメできます。