ふと「Edius X Pro」を最新版(v10.20b7490)に更新したところ、これまで出来なかった「h.264」形式でのNVENC(nVidiaのグラフィックボードによるハードウェアエンコード)に対応していましたので早速テストしてみました。
編集動画は「Microsoft Flight Simulator」を「GeForce RTX 3080」の「ShadowPlay」機能を用いて「4k 60p 150Mbps」でキャプチャしたものを使用しました。
まだ「Edius X Pro」がリリースされて間もないころの結果は「こちら」
で、結果ですが・・・ん~思ったより遅い・・・気がします。QSVの方が早いのはこ如何に?一応グラフィックボードはRTX3080なので性能的にはそこそこのハズなんですがちょっと残念な結果です。その他は前回とほぼ変わらずといった所です。
H.265も再度テストしてみました。こちらは前回より微妙に早くなってました。RTX 3080は実時間でエンコードできています。
一般的には「h.265」の方が「h.264」よりもエンコードに時間がかかる認識ですが、意外にもRTXを用いた結果は「h.265」の方が早く終わる結果となりました。まだ最適化等出来ていないのでしょうか?
ともあれ、これでnVidiaのグラフィックボードがあればRyzenでも不自由しないレベルにはなったのではないでしょうか?